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trekking report-5
両神山で初バックパック登山
day 2005.11.25(sat)〜26(sun) weather style 登山 menber バロンパパさん・モーちゃんパパ・ママ
coures 1日目 日向大谷〜八海山〜清滝小屋
2日目 清滝小屋〜産帯尾根分岐〜両神神社〜両神山山頂(1723m)〜両神神社〜産帯尾根分岐〜七沢滝〜日向大谷

関東地方でも標高の高い山は雪の季節となってきた。
計画では経験者と2000メートル級の山でバックパックキャンプを実施のはずだったが同行者3人が初心者。
雪でも降ろうものならば危険!検討の結果来シーズンに本格的な登山計画をすることにして今回は初心者3人で身近な山で訓練登山となった。
訓練とはいえ素敵な山に出かけたい・・・そこで秩父多摩国立公園の「両神山」に決定。日本百名山にも選ばれている信仰の山である。
標高も1723メートルとちょうどよく往復で違うルートを歩けるし雪の心配もない。そして荷物の重みも心配だったので山小屋を利用した。

今回の参加者はキャンプ仲間のバロンパパさん&mo-chanパパ&mo-chanママです。みんな初心者だけど道具は一人前なのが性格でてます^^
我が家の主役であるはずのモーちゃんはバロンママさんがお世話をしてくれています。感謝感謝です。
埼玉県在住のバロン家に6時半頃到着我が家のプラドで出発!ツーリングで道を熟知しているバロンパパさんが現地まで運転してくれました。
両神山荘の駐車場(有料1日500円・下には無料駐車場もあり)に止めてイザ出発です。
それぞれ10キロ以上の荷物に耐えられるかドキドキしています。しかもパパさん同士はカメラがすごいよ(汗)
ご一緒したバロンパパさんにはたくさん写真をお借りしています。ありがとうございました。


AM10:00登山口
登山者名簿を記入して提出。遭難しないように慎重に!目指す両神山頂は5.6キロ。今日は清滝小屋までかな?
さすが信仰の山。まずは鳥居をくぐってスタートです。登山口周辺は標高550メートルでまだ紅葉が残ります。

初めは少しだけ緩やかな斜面だったが程なく鎖場&急登が待ち受けていた。天気がよく落ち葉の舞い散る道を3人で黙々と上がる。
初めての背中の重さはまだずっしりと感じ足に伝わってくる。

気持ちのいい登山道で始まった ・・・がいきなり鎖場の歓迎を受ける
徐々に斜面は急になってくる ・・・がカメラ対決も忘れない^^

mo-chanママTALK☆☆☆
私の担いでいるのはデイナデザインの「ボムパック」という商品です。Mサイズ52リットルで今回は12キロになりました。
ショルダーベルトはSに取り替えています。
このあたりで背中がつりそうに痛くて実は参っています。なぜかというとウエストベルトの位置が低すぎて腰で担げていません。
この後位置を高くしたら矯正されました。女性の場合はウエストと腰の落差があるので鎖場を登ったりと激しく動くとウエストベルトがずり上がる傾向がありました。
それで下へ下へとベルトの位置を変えたのが敗因でした。
結果的にはコツがわかってきて荷物との一体感がわかるようになりました。ベストなポジションで担ぐと重さも軽減されます。


AM11:47八海山
八海山到着ここで3.1キロ歩きました 不動明王が出迎えてくれた

その後苦しい苦しいのぼりが続いています。今日はどうやら清滝小屋でフィニッシュかな?

清滝小屋手前の「弘法之井戸」は飲料可能

この辺ではもう汗ダラダラ〜〜
右の清滝小屋が見えてきたときは翼を広げた天使に見えました^^

約2時間半で清滝小屋に到着。お腹も空いたしやはり山頂は明日にしようと決める。
小屋の庭ににベンチ&テーブル&水場&トイレがあって登山者はありがたいことに誰でも無料で利用できる。

PM12:42清滝小屋到着
小屋の入り口・木彫りの作品が一杯 ・・・作品を作った管理人さん。声がでかくてインパクトのあるお方でした。
早速持参した食料で簡単にお昼ごはん。汗をかいた体が冷えて寒い。パパ同士はなんとダウンジャケット持参。準備がいいこと!私は無しで寒いよ〜〜。

この後やることもなく昼寝タイム。ドラゴンいびきのバロンパパさん(笑)

mo-chanママTALK☆☆☆
山小屋の布団はジメッとしていてあまり清潔とはいえないという情報を元に各自シュラフを持参した。
山岳用ではないため重たかったが今回の重量訓練には一躍買った^^
食後〜16時頃まで暖房がなくほかの皆さんはブルブル震えていたが私たちは助かった。
こちらの山荘の布団は以外と清潔だったが湿り気があって重たく暖かくはない。


食事は18時頃ということで3時間くらいは暇な時間。いつも忙しくしている私たちこんな贅沢な時間はどうしたものか・・・
山小屋の周りで散歩してみる。
ちなみに宿泊料金は2食付@5000 素泊まり@3000 テント幕営@500


こちらテン場・段々になっており使いやすそう。本日は3人が使用
やっと薪ストーブに火が入った
あまり景色はよくない山の中腹に位置している こんなところにも石像が・ちょっと怖い感じ
休憩所(水は無料!) トイレ(モチぼっとん) 室内は2列に布団がしかれます・2階もあり

mo-chanママTALK☆☆☆
小屋内は男女一緒です。知らぬ同士が隣で寝ます。着替えする場所はなく皆さんずっと同じものを着ていました。
私は汗で濡れた下着は全部取り替えました。布団の中でゴソゴソやるしかないです。照明は発電機で必要なときだけ点灯します。
食事は夜はカレー1品(お代わり自由)朝はごはん・味噌汁・お漬物・のリでした。
お皿は全て発泡スチロール製で炊き出しのように自分でよそいます。私的にはいい季節なら絶対テントがいいと思いました。
余談ですが7〜8月の各地の山小屋では超混雑で1枚の布団に3人で席を外せばもう場所はない・・・なんてこともあるそうです。
下山時間の余裕がなくなって予約無しで来る登山者も断れないのでドンドコ増えるそうです。
そういう意味からは今回はずいぶんと余裕だったと思います。


PM8:00全員就寝となります

2日目は5時起床で5時半から朝食。早い人はもうヘッドランプで出発しています。朝焼け撮影隊はまたの機会に。

AM7:00清滝小屋出発

小屋前の朝焼けAM6:00
管理人さんの愛犬「さくらちゃん」人懐こくてとってもかわいい♪ 出発写真・管理人さんが撮ってくれました

mo-chanママTALK☆☆☆
他力本願のお話です。今回はかなり重たい荷物を背負うのでパパ&私はブログでも紹介したワコールのCW-X(エキスパートモデルロング)を着用していた。
いつもの膝の痛みもなく膝サポート性能が実証できました。
そしてパタゴニアのウエアー。
シェルにしろインナーにしろ前ポケットはかなり上に位置していてウエストベルトを締めてもチャックが当たらないようデザインされています。
プラスしてデイナデザインのウエストベルトは腰骨があたる部分に穴が開いているため腰で背負うバックパックの性能を向上させています。
もう一つパタゴニアのパンツ(フレンチローストパンツ)これウエストがいやに細くてなんで?
と思っていましたが激しい動きをしてもずり落ちたりしない配慮なんです。かなり細いのでトイレに行くときはきついですけど(笑)
そしてアミノバイタル製品を運動前後に飲む!これでずいぶんと余裕のある行動が出来ました。


清滝小屋から頂上まではかなりの急登らしい・・・案の定木立の中をつづら折りでドンドン登っていく。

15分ほどで産帯尾根の分岐点に出る。帰りは右の七滝沢へ向かいます。 山頂が見える(真ん中の一番高いところ)

高所恐怖症のバロンパパさん・下見ちゃあかんよ
いきなり鎖場・ママは10時間寝たから元気一杯だよ
大木の根が露出された歩きにくい道を進む 楽しそうですね・・・でも帽子が変だよ!

AM8:00神社着

御岳神社・変わったこま犬だった
両神神社(10分休憩)

AM8:50頂上制覇(30分撮影休憩)
最後の鎖場は一番急だったかな?楽しかったけどクライミングは好きになれそうもない。
バロンパパさん最後の鎖場にはかなりビビッタらしいです^^ 二等三角点

360度の展望の一部・早く山名指呼してみたいものだ
みごと1723メートルの山頂に立ちました。とても狭い山頂です。最高の青空の中荷物も降ろさずはしゃぐトリオ♪

無事山頂を踏むことが出来てうれしい限り・・・しかし喜んでもいられない。
お腹は空いてきたし七滝沢のコースは急な下りが続きデンジャラスな上級コースらしい。
往きに通ってきた産帯尾根の分岐から七滝沢のコースに入るといきなり下り・・・はっきり言って「えげつない下り」
バックパックを背負った下りは結構きつい。膝に全体重がのしかかる感じ。私は苦しいけど登りが好きかもしれない。
9:20に山頂を後にして両神神社を9:45に通過。

AM10:30分岐点より七滝沢へ下り開始
初め少しの間は平和な落ち葉の道を進む。
危 険 絶壁注意! その絶壁降りています。

AM11:00昼食
こんなワイルドな食事は初めてだ!折れた木のイスに石のテーブル

12:00出発!
えげつない下りが続きちょっと疲れ気味・時には正面を向いては下れなく横向きで降りたことも
平地に出会うと顔が笑ってしまう
その後段々と斜面はゆるくなりきれいな紅葉の道になってくる。ルンルンと歩く。

もう少し・・・

PM1:30七滝沢コース分岐点 PM2:10日向大谷着

無事に終わってほっとしました。重い荷物もなんとなく愛おしく感じるくらい楽しいトレッキングでした。
やはり経験がないうちは無理をしないで身の丈にあった計画が大切なようです。欲張ってテント泊にしなくてよかったと思います。
これからの季節も登れそうな山がたくさんある地域に住んでいてラッキーです。少しずつ経験を重ねて来シーズンにはテント泊を実現させたいと思います。

コース図→クリックすると大きな画像が見れます。戻りはブラウザの←戻るでお願いします。
今回の私の持ち物&装備
持ち物 装備
シュラフ モンベル・スーパーストレッチダウンハガー#0 パック デイナデザイン・ボムパック52リットル
ストーブ MSR・ウイスパーライト&11oz.ボトル満タン シューズ ハンワグ・ユーコンレディース
食料 2人分 ストック MSR・デナリV
飲料 アミノ酸飲料1リットル スパッツ モンベル
救急 三角巾・包帯・常備薬等 シェル パタゴニア・ディメンションJK
ライト ペツル・ティカプラス パンツ パタゴニア・フレンチローストパンツ
ナイフ スパイダルゴ・エンデューラパシフィック レイヤリング パタ・R2ジャケット&R1プルオーバー
コッヘル ユニフレーム・ツアラーライト一部 ミッドウエイトキャプリーン上
着替え 下着・キャプリーン上下・防寒パンツ ワコール・CW-X(エキスパートモデルロング)
雨具 レインスーツ・ザックカバー 帽子 ユニクロ・バンダナ&パタゴニアニット
コンパス スント・A-3&地図 靴下 スマートウール・中厚手
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