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mountain report-9 |
西丹沢「檜洞丸」トレッキング |
day | 2006.2.7(sun) | weather | 晴 | style | 登山 | menber | モーちゃんパパ・ママ |
coures | 西丹沢自然教室〜ゴーラ沢出合〜展望園地〜檜洞丸(ひのきぼらまる) 〜熊笹の峰〜大こうげ〜小こうげ〜犬越路(いぬこえみち)〜用木沢出合〜西丹沢自然教室 |
車道を10分ほど歩く | 林道出合 | |
ここでいいのか? | いきなり道なき沢で軽いジャブ | |
荒涼の沢が終わると気持ちのいい登山道に。朝の空気をいっぱい吸い込んで足取りは軽い。 |
昔は流れがあったのか?石ころはみんな真っ白だった。森を歩いてきて急に別世界であった。 | ||
少し休憩・アミノバイタルを摂取〜〜この階段を登って出発! |
いつみても感動的。今年は少なかった雪もしっかりついている。 |
このワンちゃん登り初めからずっとついてきた。 捨て犬ではないことが目と体つきをみればわかる。 早くおうちに帰りなさい・・・といっている私。 |
展望園地を過ぎた頃から足元には雪が・・・積もっているのではなくて凍っている。
日の当たるところではないのでアイゼンというほどでもないと頑張って進む。
途中すれ違った山関係者であろう方に「危ないからアイゼンを付けなさい」といわれすぐに装着。
アイゼンなど使うはずもないと思っていたがとりあえずバックパックに忍ばせてきた。4本爪の軽アイゼンであるがつけないときよりは格段に滑らなくなった。
ただ岩の上を歩くと非常にいやな音が・・・
他の方の足元を見ると軽アイゼンの人はいない。10本くらいつけている。でも雪こんなもんでしょ???
突然ピカピカ氷の箇所があるので下見て歩いてます。 |
ワンちゃんも私を気遣って?登ってくるのを待っていてくれます。 後でわかったのですが檜洞丸付近の山小屋の飼い犬くんで 単独で西丹沢まで散歩に来ていたようだ!! |
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山頂近くの尾根には長い廊下が2本。 |
あと少しだ!頑張ろう。 |
11時45分「檜洞丸山頂(1601m)」到着。腹減った〜〜!ブナ林の山頂にはベンチがいくつかあります。雪に埋もれないように少し高さがあります。
平らな部分が多い山頂で休憩には最適です。水は無くトイレは蛭ガ岳方面へ150メートル先の「青ヶ岳山荘」にあります。
ここからの富士はまた絶景!山中湖も見える。 | 山頂標識と | |
さぁお昼にしましょう。今日は鍋焼きうどんグツグツです。 | 小一時間休憩してイザ出発。今日はアトモス35!重さを感じず調子いい。 |
犬越道方面に出発!いきなりの大パノラマに心も弾む。
丹沢連峰の向こうに富士山は何度みても美しい。 |
↑南アルプス方面↓ |
さあいきなりの急斜面下り。しかも登りの斜面と違って雪が多い。しかも尾根だから突風が吹きぬけ寒い〜〜!だから凍っている・・・・
景色を見る余裕もなく恐る恐る降りています。下りのほうがメチャクチャ怖い。 | ||
痩せた尾根。落ちたら一貫の終わり。 |
まだ余裕のパパであった・・・ 滑落したのはこの直後だと思う。 |
この後パパが雪で足を滑らせて尾根左側に滑落。幸い木が生い茂った箇所で3メートルほどで止まった。斜度は40度くらいあったと思う。
ビビッた・・・やはり4本爪では無理があったようだ。ストックが折れてパパとカメラが土だらけだったが無事でよかった。自力で這い上がってきた。
肝を冷やした・・・一歩間違えたら死んでいたか大怪我だ。ここで怪我をしていたら・這い上がってこれなかったら私はどう対処したらいいのかと考えさせられた。
冬山は危ないと思うがやっぱり登ってみたい・・・次回はきちんとしたアイゼンを用意して安全対策万全にしよう!
「熊笹の峰(1523m)」通過。しっかり雪があって気が抜けない。
ご覧のように熊笹だらけ。 |
大こうげ(1510m)〜小こうげ(1288m)通過中。小さなピークがあって上り下りと忙しい。
ママのへっぴり腰3枚。気分はクライマー^^ パパが滑落してからは恐怖心が芽生えてしまって 石橋叩き割ってもまだ納得いかないほど注意深い行動でした。 |
ふぅ〜〜やっと「犬越路の非難小屋(1060m)」に出た。頂上からここまでは雪と氷に翻弄され思いのほか時間がかかった。
4本アイゼンでもつけていると非常に歩きにくく変に足が疲労する。
心身ともにボロボロな私。この時点で15時過ぎ。用木沢出合まで後2.4キロ。明るいうちに下山できるだろうか?
ここを過ぎるとすぐに雪は姿を消してアイゼンを外した。いや〜〜疲れてはいるが楽に歩ける。
犬越路非難小屋下の休憩場所 | 建てかえたばかりのの非難小屋・水洗トイレもあり(ただし凍結で汚かった) |
終盤にはいくつもの落差をきれいな水が流れていた。 |
速いペースで歩き用木沢出合に17時ごろ着。車道をテクテク歩く。キャンプ初心者の頃利用した日本一高い(であろう)キャンプ場脇をを通る。
何とか17時30分頃西丹沢自然教室に到着。靴を脱いだりしているとあたりは暗くなってきた。
次回はもう少し余裕のある行動ができたらいいなと思った。
何より丹沢も冬山だ。雪の心配は現地に確かめて安全確保の準備を万端にして向かうことにしよう!
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