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special report

雲取山縦走・テント泊

day

2006.4.22(sat)~23(sun)

weather

晴〜曇

style

登山

menber

バロンパパさん＆パパ＆ママ

coures

三峰神社P〜登山口〜炭焼平〜霧藻ガ峰〜お清平〜前白岩山〜白岩山〜芋ノ木ドッケ〜大ダワ〜雲取山荘〜雲取山山頂をピストン

GPS経路

ACTIV LOG

去年の秋にバックパックを購入したときどこかテント泊で行きたいね・・・と語り合っていました。
経験者の方に雲取りは縦走になるしちょっと根性いるかも？と言われてとりあえず両神山の小屋泊まりにして機が熟すのを待ちました。
なんでもそうですが登山は経験が何よりの自信で辛いところを制覇できたら自分の中のハードルが上がります。

またもやモーちゃんをバロンママさんに預かっていただきバロンパパさんとの３人パーティーです。バロンパパさんのレポートは→
今回は埼玉県側の三峰の登山口まで車でいき片道１０．７キロをピストンです。
４つのピーク（霧藻ガ峰・前白岩山・白岩山・雲取山）を上り下りする長い縦走での始まりです。
日本百名山にも選ばれている雲取山は東京都の最高峰２０１７メートル。所々に残雪ありとの情報でした。

ポイントごとに標高＆到着時間＆ガイド本の所要時間との差が記されています。自分のペースがどのくらいかの目安です。

４月２２日（一日目）
三峰神社パーキング出発・１０８０メートル（８：００）
３人のザック	三峰神社はパーキングの上に	GPS電池よ〜し！
ジャケットが信号みたいです^^私が一番ジミーズです。

登山届けを出しましょう

奥の宮登山道入り口

地蔵峠着（９：５０）

今回はパパが２０Dののメディア忘れました。サイバーショットT-9でのカメラマンは私です。
この辺↑までは気持ちのいい樹林帯と歩きやすい登山道で楽勝楽勝。「私たちも成長したね〜〜♪」なんてお気軽発言爆発してました。
１つ目のピーク霧藻ガ峰はもう少し・・・

休憩所手前の「秩父宮様レリーフ」 霧藻ガ峰の名づけ親だそうな。

ベンチがあって休憩できます。 同時刻に登山口を出発した休憩所のおじさんは 荷揚げの荷物を背負っていたにもかかわらずとっくに到着してお掃除してました。 今年は豪雪の地域が多いのにこの周辺は雪も雨もとても少ないとのこと。 水不足が深刻というお話を聞きました。

霧藻ガ峰で１０分弱の休憩・手前にトイレがあります。きれいに清掃されています。
この先お清平まで道はひたすら下りです・・・帰りは登るのね・・・

お清平着（１０：２０）＋５

ここからが本気の登山でした！ヤセ尾根の急登が続きます。

おサルさん(パパ）を先頭に出陣！

バロンパパさん岩登っています。高所恐怖症克服か？！

この辺では「もう半分は来たかな〜〜」が最重要課題でした。全然来てませんけどね・・・
距離標識は５００メートルごとにあります。励みになったりガックリしたりでした。

前白岩の肩（１１：２０）

え〜〜まだ「肩」かよ〜〜と肩を落とすお二人さん。

お腹も空いてきたので２つめのピーク前白岩山にてランチ休憩となりました。左手には富士山・目の前には南アルプスが見えるよい休憩場所でした。
雲取山荘への荷揚げのヘリコプターが眼下を飛んでいて自分のいる高度を感じました。
駐車場近くのヘリポートからなんと５分だそうで何度か往復してました。私たちの苦労は何たるこった！！

前白岩ピーク・１７７６メートル（１１：５０）
かなりお疲れ・ゆっくり休憩しました。		ランチはパスタ。 パパはおニューのスノピーク・カップインチタンの底を早速コゲコゲに^^ アホヤネ〜〜と笑う私。

まだまだ先は長いのでガンガン距離を稼ぎます。超レトロな白岩小屋を通過。

白岩小屋（１３：００）＋４０（ランチ分）
ここは宿泊できるようです。ボロボロの布団やシーツが干されていました。		人懐こい鹿。山荘のおじさんの手からエサをいただくそうです。

白岩小屋を通過したとたん登山道に残雪（ツルツル氷）が出現。注意深く歩かないと転びます。
３つ目のピーク白岩山到着です。やっと半分は超えました。

		白岩山到着・１９２１メートル（１３：４０）＋１０
氷河^^状態		やっとだ〜〜！ 景色がないピークですがベンチテーブルがあって休憩ポイントです。

この先は芋の木ドッケを通過して大ダワまでの下りです。緩い下りですが山腹の巻き道で片側は谷底という怖い道が続きました。

落ちたら最後・・・プルプル		右手には怖〜い沢が続きます。
大ダワ到着１７００メートル(１４：４０)＋１５
このあたりでトレイルランの方をお見受けしました。 ヘロヘロな私たちを尻目にダ〜〜ッと走り去っていきました！わぁ〜クレイジー。

大ダワからは普通のコースと男坂コースに分かれます。もちろん普通のコースでしたよ（笑）

愕然としたのがこの先の閉鎖した雲取ヒュッテあたりが廃棄不可能なほどのゴミの山だったことです。
それも年代物のゴミ・・・今では山のゴミ持ち帰りやポイ捨て禁止は登山者の当たり前のルールですが昔は違っていたのかもしれません。

雲取山荘着！でも山頂はここからさらに３０分登ります。体力は限界きてひそかにパスしようかと思っていました。
でもここまで来て山頂は行っておかないと後で後悔するに決まっています。

雲取り山荘着１８２０メートル（１５：２０）＋１０

とても大きくきれいな山荘です。水場はすぐ近くにありトイレはこの時期は屋外の冬季トイレが利用可能です。 私たちはテン場泊です。山荘のすぐ下が指定地になっています。

山荘にテン場の申し込みをして設営してから雲取山山頂を目指しました。ここからはアイゼンが必須です。とってもよく凍っていました。
空身ですが日が暮れると危ないので念のためヘッドランプを付けて行きました。
所要時間は片道３０分ほどです。

午後からは曇り空だったので山頂からの景色は全く期待していませんでした。
しかし到着すると鮮明な富士山がデ〜〜ンと迎えてくれ目を右に移せば南アルプ連峰。浅間山や丹沢と３６０度の展望です。
ここが東京都とは思えませんでした。

		山頂到着！２０１７メートル（１６：４５）
夕方になってかちこちに凍っています。		やった〜〜１０．７キロ歩ききりました！
非難小屋からの景色。とても立派でトイレもあり。今晩は４名が利用でした。		こちらは東京都奥多摩からのコース。
１８時やっとビールタイム。２本一気飲みでした。夕食は小屋前のベンチをお借りしました。 ３人とも晴れ晴れとした気持ちでビール飲んでご機嫌です。 写真ありませんが手前眼下には東京の夜景が広がっています。

８時頃には就寝。先日購入したシュラフ（マウンテンハードウエアーファントム１５）は少し暑かったです。マイナスの温度にはならなかった模様。
翌日は予報では雨・・・４時起きして少しすると真っ赤な朝焼けが・・・うれしかったですよ〜〜♪
風が強く寒かったので狭いテント内で朝ごはん。その後６時に出発！また同じ道をピストンです。

４月２３日（２日目）
空のグラデーションにはうっとりでした。（４：５７）		山荘も赤く染まる。
こちらがテン場右側は登山道です。小規模ですが平で使いやすかったです。 ５張り滞在でしたが昨夜は１８時頃には皆さん寝てました。 ＠￥３００なり

復路は６時出発で１０時４５分にパーキングに到着。かなり頑張ったのですがコース本のモデル時間を４０分ほどオーバー。
縦走の場合は復路もそれなりに登りがあるので意外や時間がかかりますが初日よりはずっと楽でした。
下山で一緒になったガイドつきの中高年の団体さんは悔しいけどペース速いんですよ。同じペースで歩きましたが負けそう・・・ぐやじ〜〜！

日本百名山６座目です！近場からです・・・遠方はパパがリタイヤーしないと無理です^^

途中の道の駅で温泉入っておそば食べて今回の山行は完了しました。