home camp reort camp goods mountain blog bbs links special report

第1日目☆新穂高から双六小屋へ

8月6日 新穂高無料P(4:40)〜笠ケ岳分岐(5:50)〜わさび平小屋(6:10)〜秩父沢橋(7:40)〜鏡池(11:00)〜弓折乗越(12:30)〜
雪田・花見平(13:10)〜双六小屋(14:20)

天候 晴→曇→小雨→濃霧 行動時間 9時間40分(休憩&撮影時間を含む)

7月は雨ばかりでストレスをためつつ梅雨明けを待ちました。
8月の休みは北アルプスと決めていました。昨年秋吹雪で登れなかった槍ヶ岳に決定!

梅雨明け宣言の後も太平洋高気圧は弱く・・・日程も限られた中で延び延びに。
やっと8月7日から憧れの槍ヶ岳を目指す山行が実現しました。

コースは槍ヶ岳を近く遠くに見ながら気持ちよく歩ける絶景コースにしました。

出発直前にMPがEOS 1D MARKVを購入したため今回は写真を撮りながらゆっくり歩こう・・・が主目的です。
1日ごとに幕営地が違いバックパックもかなり重量級。
出発するまで不安でした。

*使用カメラ・・・RICOH CAPLIO GX100(全て手持ち撮影)

8月6日(月)AM9:00にMMの実家所沢を出発。
所沢は圏央道が近くを通っているので中央道へのアクセスは抜群によくて助かります。
塩尻ICで高速を降りて昼食ガソリン補給などなど。ゆっくりと新穂高へ向かう。

新穂高の無料パーキングはほぼ満車状態。迷惑駐車をしている車も多く到着時は空を探すのも一苦労。

パーキングから吊り橋を渡ったところにある「深山温泉」ですっきり。
内風呂&露天@700・露天のみ@500

←いつものように前夜Pキャン。
夕方遅くなってきてずいぶんと車の台数も減ってきました。

明日から宇宙食なんで買いこんできた美味しい食料&ビールで夕食。

標高1000mとはいえかなり暑いです。
そして天気は・・・曇&ちょこっと雷(涙)


一夜明け・・・
夜中は星空でしたが起きてみると曇りで蒸し蒸しする。
4:40パーキング出発!


左俣林道をちょっとブルーな気持ちで歩く・・・晴れてちょうだい!
去年の水害の影響かアチコチで治水工事してます。

5:50・・・笠新道分岐で休憩。水場があります。
日帰りで笠ケ岳ピストンの健脚さん2組とお会いする。

林道が終わって小池新道に入ると石畳のような整備された登山道に。
お天気は次第に回復してきましたよ♪

7:40・・・秩父沢の水場。冷たくて気持ちいい!後ろは大ノマ岳でしょうか。


水場を過ぎると斜度が増して鏡平まではかなりきつかった。
今回MP18キロMM15キロの重みが背中にあるので思うように歩けません(特に私)
ほぼ全員に抜かされて「ビリケツ登山隊」でした^^;

今回は各自ダブルストック持参しました。岩場以外のほとんどで使用。かなり効果的だったように思います。


11:00やっとの思いで鏡平の鏡池に到着。苦しかったですよ〜〜マジ。
コバイケイソウ越の槍ヶ岳にとても励まされました。池に映りこむ穂先を見ながら1時間ほど撮影休憩。かなりリセットできました。

景色を眺めるウッドデッキがあります。
皆さんお弁当開いたり写真撮ったり絶好の休憩地です。

MP隊長直前に買ったGITZOの高価三脚初披露。

こちら鏡平小屋。とてもロマンチックな水辺の多い場所にあります。
トイレ100円でお借りできます。(ペーパーあり)

鏡平小屋周辺はウッドデッキの道が続きお散歩みたいで楽しい。
・・・がまだまだ先は長い。

振り返ればこんな風景が見送ってくれていました。素敵な雲の世界でした。


鏡平小屋を出発して弓折乗越まで苦しい登りが続きます。でも振り向けは槍穂高が励ましてくれました。


左の尾根が明日歩く西鎌尾根。手ごわそうだ。
ずっと振り向きっぱなしで前に進めないよ〜〜!明日行くからね・・・と心でつぶやきながら。

苦しい登り中・・・段々曇ってきましたよ。

12:30・・・弓折乗越到着するも周囲ガスに包まれ。
弓折岳ピークは少し笠ケ岳方面にあるが疲労困憊で行く気もしない。
(景色がなくなると人間は何故どっと疲れるのだろう)


ガスはどんどん濃くなり周囲全く見えない状態に。
楽しみにしていた雪田・花見平のお花たちもなんだか地味。


斜度もなく最高のロマンチックコースなんですけど霧が・・・

厳しい環境で生きる小さな高山植物を見ると癒されます。

コース上3回も雷鳥に出会いました。お母さん登山道横断中。
10名ほどの登山者が足止めされてます^^;

子供もトコトコついてきてかわいいっ♪
右下の巣のような草の中で寛いだりしてました。鳴き声は鳩に似てます。


弓折乗越からは1時間10分のコースタイムらしいがとてもじゃないけどそんな速度で歩けないよ〜〜!
ヘトヘトになっていると見えてきた双六小屋とテン場。早くあそこについて「生ビール」飲みたい。
今日一日で汗だく・・・すでに温泉ですっきりしたい気分。


眼下に生ビールが見えてきた!

疲れた足に堪える木道。

生ビール後テント張って長い一日が終わる。

ゴアライズ3は双六池に一番近い場所に。砂地でペグダウンできます。


この後雨と霧で夕日どころの問題ではなく早めに食事をしてさっさと寝よう!

<双六小屋情報>
テン場・・・@500
トイレ・・・ボットンでペーパーなし。
水場・・・あり。流しになってます。
生ビール・・・有!@800
缶ビール・・・350ml@500&500ml@800
FOMA・・・通じた

トップページ 8.7新穂高〜双六小屋 8.8双六小屋〜槍ヶ岳山荘 8.9槍ヶ岳〜南岳小屋 8.10南岳小屋〜新穂高


mountain top
home