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第2日目☆双六小屋から槍ヶ岳山荘へ |
8月8日 | 双六小屋(5:20)〜樅沢岳(6:00)〜硫黄乗越(7:10)〜左俣岳(8:45)〜千丈沢乗越(10:00)〜槍ヶ岳山荘(11:30) |
天候 | 霧→晴→曇 | 行動時間 | 5時間20分(休憩&撮影時間を含む) |
3時起床軽く朝食の後テント撤収。
霧で周囲ほぼ景色なし。予定していた双六岳ピストンは中止。なだらかな道の先にそびえる槍を見たかった・・・残念!
楽しみだった樅沢岳からの景色はおろか霧ははますますひどくなり霧雨に近い状況。湿気ているのに寒い。上下レインコート着用のまま歩く。
仕方なく可憐な高山植物を撮影しつつ気持ちが落ち込まないように歩く。
登山道は変化に富んでいて飽きなかった。
8時近くなって時々空に青い部分が・・・期待できるのだろうか?
5:20・・・双六小屋を出発。
人もまばらな山荘前で準備を整える。 |
山荘からの景色。本来ならば素晴らしい山並が見えるはず。 |
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一登りで小屋は遥か眼下に。 |
ここはどこ???(笑)本来MPの後ろには槍がいます。 |
周囲が何も見えないので高山植物たちと語らった。あなたはなんつうお花?
下界のお花と違って厳しい自然環境に咲くのでみんな驚くほど小さいんですよ。どれもオンリーワンの可憐さでした。
もっと各種撮影したかったのですがカメラが水滴にさらされて危険だったのでこれくらいで。
濃い霧でお肌は絶好調!自然のエステマシーンのよう(笑)
なんてアホなことを考えていると後方に笠ケ岳が右前方に穂高がチラっ。もっと見せてくれ〜〜お願いっ!
見慣れたどっしり山。笠ケ岳。 |
ジャンダルムから西穂が・・・奥には乗鞍岳。 |
究極のチラリズムでしたが20分後には槍穂高方面の雲が割れてきました。
昨日夕方から苦しめられてきた霧が晴れてきた・・・感動的だった。うれしかった。報われた。ザックの重さも半分に感じる。
北穂から西穂までくっきりと。 |
なんて荘厳な北鎌尾根。 |
雲が西鎌尾根を這っていく。 |
上空の雲の流れは急速だ。 |
これから辿る西鎌尾根。 |
緑がなくなりやがて岩稜帯へ。 |
辿ってきた道を振り返る。 |
イワツメクサと槍。 |
10:00・・・やっと千丈乗越。そろそろ西鎌尾根のクライマックスだ。 |
急峻な尾根道にさく可憐なお花に癒されながら。 |
千丈乗越から飛騨沢経由槍平小屋のルートが見えます。 真ん中の山は奥丸山で写真を撮るには絶好の場所らしいです。 |
小槍をこんな至近距離でみるのは初めてです。思ったより大槍でした。 |
千丈乗越からははっきりいってエゲツナイ登りです。MPは膝の痛みで遅れだしました。
私はテン場ゲット隊として少し先に行動しました。
そんなに急がなくてもまだ空きはたくさんありましたけど^^;
・・・ゼイゼイと息を切らしながらやっと夢の槍が目の前に登場しました!
11:30・・・槍ヶ岳山荘着。
雲の流れが早く見えたと思ったら1秒で消えてしまう状況。またもや究極のチラリズム。 |
テラスで生ビール@1000を飲みつつ東鎌尾根や槍沢から登ってくる登山者を眺める。 尾根に建つのがヒュッテ大槍。カールに建つのが殺生ヒュッテ。 槍テン場が満杯の場合殺生ヒュッテまでいって幕営だそうで・・・コリャ辛い。 |
憧れの槍テン場について・・・
なんと区画サイトです。サイトはよく整備されて土がでています。場所柄大変狭くテントがすっぽり入るくらいの広さです。
テントのサイズを申し出るとそれに合った場所を指定され木製手形が渡されます。今回は「5−1」でした。
槍・笠・大喰ビューがあって景色がよいときは感動のテン場だと思います。
岩の間にかろうじてテントを張る一度は幕営してみたい槍ビュー。 |
この道がテン場の入り口でもあり大喰岳への縦走路でもあります。笠ビュー。 |
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我が家のゴアライズ3がすっぽりはまる「5−1」 |
下段からの写真。この辺は大喰ビューです。 |
天気が思わしくないのと万が一の雷が怖いのでこの日穂先には登らずおとなしく寝ることにしました。
22時におきて感動の世界を見ました。一度寝たら滅多に起きない私も頑張って見ました闇に浮かぶ穂先と星と天の川。
詳しくはMPのブログで。
<小屋情報>
テン場・・・@500
トイレ・・・スエーデン製トイレ(和式・洋式各1室)洋式は大の使い方を間違えた方がいて大変なことになっていました。
水場・・・なし。天水200/1L
生ビール・・・有!@1000
缶ビール・・・350缶@500&500缶@800
FOMA・・・通じた
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