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第2日目☆涸沢の紅葉&涸沢岳〜北穂高岳

10月13日(土) 涸沢テン場(7:45)〜カールで撮影〜穂高岳山荘(10:00)〜昼食〜穂高岳山荘出発(11:00)〜
涸沢岳(11:15)〜最低コル(12:30)〜南稜分岐(13:35)〜北穂高岳(13:45)〜涸沢テン場(15:55)

天候 曇→晴→曇 行動時間 7時間10分(休憩&撮影時間を含む)

夜中星空を期待して何度も起きるが霧で周囲の山もまったく見えない状況。
4時起きするも何も見えないのでフテ寝。5時半過ぎのモルゲンロートには起きてみる・・・地味デシタ^^;

本日は涸沢カールで紅葉撮影の後穂高岳山荘経由未踏であった涸沢岳登頂の予定。
巨匠バロンパパさんと違った味を出すには足で稼がねば!とMM隊は忙しい(笑)

エドヤマさんはMM隊の甘い誘惑を振り切って下山。バロンパパさんは紅葉1本勝負!・・・というわけで2日目は各自違った行動となりました。

私は気象条件がよかったらぜひとも涸沢岳から北穂高岳に縦走してみたかったのですがMPはあまり乗り気ではない・・・。
「山岳カメラマン魂見せ所だよ!」とかいって無理やり縦走決定!

最初のオーバーハング気味な長い鎖場見た瞬間やめようかと思いましたが冷静になれば・・・浅いクライミング経験が大いに役立ちまして大成功でした。
岩場大好きな自分が確認できてよかったです?!

まずは地味なモルゲンロートから・・・


6:10朝日は雲の中に・・・紅葉も映えない地味な曇り空。

と思ったら・・・5分後かすかに光があたる涸沢岳。MP激写中。

涸沢岳〜奥穂高岳が染まりました。そして空もいい感じに青くなってきましたよ♪

朝のテン場。ランブリソロの横にちょっとがっかりそうなバロンパパさん^^;


エドヤマさんとまた会いましょうと約束をしてお別れ。バロンパパさんとは少しだけ撮影ご一緒してしばしお別れ。
天気回復しそうなので涸沢パノラマコースで穂高岳山荘を目指します。

ではおわんの中で撮影した紅葉爆発写真を数枚。


オクホ・・・このアバウトなペンキ好きです♪

スター☆ナナカマド様には・・・

こんなにもたくさんのカメラマンさんが群がっています^^;後方は涸沢小屋。

バロンパパさんの後姿。秘密の撮影ポイントを探してますね(笑)

ナナカマド&北穂高岳。

ナナカマドグラデーション&涸沢岳&奥穂高岳。見晴台付近から撮影。

ザイテングラートからのおわんの底。常念岳が凛々しい。


昨年8月は涸沢小屋裏手から石段を登って奥穂を目指しましたが紅葉の時期は↑のパノラマコースを歩いたほうがお得感ありです。

10:00穂高岳山荘到着・・・テラスでランチと思いましたがあまりの寒さに山荘内でラーメン@800&山菜うどん@750を頂きました。
紅葉の時期は涸沢でのんびり過ごす方が多いのか穂高岳山荘はガラガラでした。

スタッフさんがしきりに望遠鏡で涸沢の状況を覗いてました^^;
そんなことで居心地の良さに1時間ほどまったり♪
11:00涸沢岳へ向けて出発!


涸沢岳は穂高岳山荘テン場横から登り始めます。笠ケ岳とジャンダルムの眺望が開ける。

急登をジグザグに。後方は奥穂高岳とジャンダルム。

15分ほどで涸沢岳山頂到着。地味な山に思われがちだけど標高3110m。日本第8位の標高を誇る。
槍ガ岳があると写真が締まるななぁ。前回歩いた西鎌尾根〜双六〜鏡平の稜線も見渡せました。

ドッシリくんな笠ケ岳を見るとホッとする。後方には白山まで見渡せました。

相談の結果コレより北穂高岳(右端)へ向かいます。MM隊初の山地図上の危険マーク地帯を通過します。
北穂から向かってくる人は多いけど涸沢岳からの人はいない・・・


11:30涸沢岳出発。
まずは10メートルほどの少々オーバーハングした岩場の下降から始まりました。
正直ビビりました。ここでやめますか?と思ったのも一瞬。自信をもってガシガシ降りはじめていました。
鎖と足場のボルトが打ち込まれているので見た目ほど恐怖ではなかったです。

しかしながら・・・
このコースは気象安定時にできたら荷を軽量で通過したほうがよさそうです。一般縦走路とはいえ高度感に弱い方は無理かも。
今回も岐阜側からの強風で寒さが身にしみました。天気よくてもなめたらあかんぜよ〜〜ってところです。

危険マークとは岩がもろい&最小限しか鎖がないというところでしょうか。
数回のクライミング体験がとても役立ちました。

ではドキドキながらもこの山旅で一番楽しかった岩稜帯の写真を数枚。


涸沢岳からは一気に高度を下げていきます。慎重に。

鎖場の連続です。北穂から向かってくる方が多かったので落石を起こさないよう細心の注意をしました。

ホッとする最低コル。レトロな看板がかわいい。
このまま涸沢ヒュッテまでおわんの中を滑ったらラクチンそう・・・なんて妄想^^;

最低コルを越えるとスパッと切れた滝谷が足下に。しかも白ペンキがなにやらすごいところに・・・

ここ鎖がなかったのはすごいと思いました。

ここは両側切れています。まだまだ続く危険地帯。

コミック岳の三歩くん活躍の場「滝谷」。5人ほどのパーティーが登攀していました。中央左に赤い人2人見えます。

13:35北穂南稜分岐到着。ホッとする瞬間。


昨年登頂した北穂高岳でコーヒータイムがしたくてそのまま山頂へ登り返しました。


また槍ガ岳見えないじゃん(苦笑)

北穂小屋でコーヒータイム。北穂ブレンドは美味でした。
カップもオリジナルでかわいかったです。


14:15涸沢に向けて下山開始。


影が長くなってきた。この時間に北穂東稜を攻めている人が見える。

さすが土曜日。テントの数がメチャクチャ増えている。
我が家のテントの向かいにすんごく巨大なマウンテンハードウエアであろうシェルが・・・すごいことになってる?テン場。


16:00涸沢テン場着。バロンパパさんはすでにビールタイムも済んでいて遅くなってゴメンナサイでした。
期間中1回もテラスでご一緒できなかったのは心残り。

さあバロンパパさんとMPの願い☆はどうなのでしょう今晩。

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