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camp report 54 2006.1.6-1.9
青木湖キャンプ場
(長野県)
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kumomi-03
計画できない我が家のこと・・・前日まで休めるのかどこへ行くのか決まっていなかった。どうせ冬場はどこも空いているからじっくり考えてもOKなのが助かる。
6日(金)が休めることとなりスノーキャンプできる通年営業の青木湖キャンプ場&白馬でのバックカントリーツアーも予約。
キャンプ場の裏はサンアルピナ青木湖スキー場だしなかなかアクティブなキャンプになりそうだ!
自宅を午前4時に出発順調。長野道に入ると左手には八ヶ岳の美しい山並みが。いつも遠くから見ていたけど横長で気品ある佇まいだ。
豊科で高速を降り北アルプスパノラマ道路〜安曇野アートラインを通る。
やはり左手には北アルプス・立山・白馬など夏シーズンに行ってみたい山がずらりと見物できる。
今年の豪雪は青木湖もご多分にもれずだった。付近は雪下ろししていなくつぶれそうな家もあり自衛隊も入村していた。
キャンプ場もこの時期にオープンするのは管理人さんの相当なご苦労があってこそだ。
話すとわかるがちょっとクセのある管理人さんだ(笑)規則はかなり厳しいが逆に居心地がよい。
3日間はほぼ雪だったがバックカントリーツアーに参加&裏のスキー場で遊んだりスノーシューで散歩したりと雪遊び尽くしだった。
最終日はこの上ない好天で予定にはなかったが2人でバックカントリーに向かった。
やっぱり冬キャンはいいですねぇ〜〜心静かにキャンプができる。そして青木湖キャンプ場は雪遊びのベースとしてはベストな場所でありました。
冬場の関越の3連休ともなれば大変な渋滞だけど中央道は帰りも渋滞「0」でした。

1月6日(金)
自宅を午前4時に出発。順調に中央道長野道を進む。
ETC割引を利用したく相模湖から長坂(94キロ地点)で一度降りて通勤割引(半額)を使う。700円ほど浮いた!帰路も同じことやりました。
豊科で降りて一般道に入ると興奮する北アルプスが並んでいた!↓は途中のドライブインからの景色。
山地図もって行けばよかった。どれがどの山かよくわからない・・・けど何しろすんばらしい眺め。


9時頃キャンプ場到着。冬季は12時がチェックインタイムだが除雪が済んでいるとのことですぐインさせてもらった。
レジーナと違って地面から10センチほどの雪を残してきれいに除雪されているのですぐに設営スタートできる。
ソリステも30センチくらいでバッチリだ。電源はかなり遠くにあるが無料で延長コードを貸してくれる。
除雪した雪の壁が前後にあるので風の影響をほとんど受けずに快適だった。


除雪した雪の高さは2メートルを超える。


今回はリビシェル&ベロインナー(横チャックがいいの)


冬キャンのおすすめ・・・

@シェル内でストーブ使うと天井からの結露がひどいときがあります。そこで役立つのが車の雪を落とすやつ。ゴムとブラシが上下についてるやつね。
そのゴムのほうにタオルを巻きつけて手の届かないところをフキフキします。手で拭くと自分に結露が落ちてきて不快なんですよね。

Aシェル内はストーブの周りの雪がとけくぼみができるし水分で雪が固まって滑りやすく危険です。
そんな時子供用の「そり」があると外から雪を大量に運んで補充できます。我が家は一日1回はやってました。


さっそく目の前の青木湖を見物に・・・モノクロ写真になってしまいそうでわざと私が入りました。
晴れるとこんなですよ → マウスオーバーしてみてください!


桟橋も雪で埋もれていた。


青木湖はサイトの目の前なんですけど雪で見えません。


こちらトイレ棟の雪。傾斜の屋根でも下ろした雪が多くて落ちません。


場内の通路も壁で迷路の様相です。


ヌクヌクしてます〜〜♪電気敷布の上に専用ベッド。ベッドの中には犬用羽毛布団はいってるよ!本当に寒がりなモーちゃんです。


デイキャンで来ていた若者グループがこの雪洞を掘って中ですき焼きしていました。
なかなかの技術でたぶん雪山遊びも達者なのだと思います。
入り口の雪だるま&灯篭がかわいかったです。
私たちも夜遊ばせてもらいました。暖かなんです。ここで泊まることも問題なさそうです。




1月7日(土)
7日は午前中バックカントリーのツアーに参加しました。さすがにカメラはもって行きませんでしたので写真はありません。

ツアー参加の間はモーちゃんには車でお留守番してもらいました。
寒さ対策は色々試行錯誤した結果まずは座席にモンベルのシュラフを敷きその上にモーちゃんベッドを置き(中にはホカロン敷き詰めてあります)
その上からもう一枚シュラフをかけるというもの。
完璧!と思いましたが本犬暑かったらしく結局全然違う場所で寝ておりました^^
どこでもおとなしく留守番できるモーちゃんには本当に感謝してます。ただしこれは冬場だけの業です。暑いときはダメです。


ツアーから戻るとリビングシェルは雪化粧・・・つうか凍っていました。


木々にも雪がたくさんついて倒れているものも。
キャンプサイトも倒木の危険があるところはクローズでした。
一日早いですが今日はパパの誕生会(だったの?)
ワインは帝国ホテルのハウスワインの赤。イタリアワインでぶどうの味が爽やかでおいしかった。
右は北海道名物スープカレー。アサさん土産のベルのペーストで作ったよ!クセになりそうないい味!ありがとね。
主食は写真ないけどナンで。




1月8日(日)
パパ48回目の誕生日。今日も朝から雪・・・予報では明日は回復するらしい。今日は裏のゲレンデにいってみようか。
キャンプ場でチケットを買うとサンアルピナ青木湖・鹿島槍・さのさかの3山共通で2300円と激安。
一番メジャーな鹿島槍に行ったけど以前滑ったことがあるおいしいバーンは整備が追いつかずことごとく「危険につきクローズ」でメチャ混み。
仕方なく青木湖に戻ったけど緩斜面しかなくてつまらないしリフトは全部低速で凍死しそう^^
スキー場的にはファミリー嗜好ですかね・・・


おろしてもすぐこんな雪。
久しぶりのゲレンデスキー。所々でパウダーが残っていて楽しかった。
スキー場に一眼持っていくのは晴れの日にしたいです!左はママ右はパパ・・・
スノーボーダーの皆さんヘルメットをかぶりましょう!頭は大切です!(ヘルメット推進委員会)


今回モーちゃんは寝姿ばっかり・・・丸々としてる背中かわいい♪

シェル内は乾燥室も兼ねています。


各種燃料・・・今回はワインよく飲んだ!


秀岳荘で買ったバーバリアンチーフテンの長靴。
スノーキャンプには必需品です。
でもチト寒い。
やっぱりソレル・カリブ級が欲しくなった。

今日はみな帰ってしまい3組ほど。とっても静かな夜。
明日は2人でバックカントリーなので夜のうちにほとんど片付け残りははテントだけにして早めに寝る。




1月9日(月)
昨日から何度もチェックしている天気予報・・・晴れマーク一つは大当たり!
雪のシンシンと降る墨絵の世界もいいけどやっぱり青空と太陽は何物にも変えがたいです。
5時から残りの片づけをするが何しろ全て凍っていてはかどらない。リビングシェルのポールは接続部分がほとんど凍って外れない。
暖めたくても道具は全部しまっちゃった・・・仕方なく車の排気で1箇所ずつ温めて外していった。
リビングシェルについた氷はそのままお持ち帰りだ。この朝はマイナス20度近かったようだ。

雪のついた木も夜見ると怖いけど晴れたらきれいだ!


モーちゃんは最後には居場所がなくなって雪上で寝てました^^ちょいお疲れ


雪の花が青空にくっきり映える


気温が低くて湖面からは湯気が立ち上る。幻想的な風景。
もう少し見ていたかったが先を急ぐため9時頃キャンプ場を後にする。


この後のバックカントリーツアーのレポートはこちらへ→


***キャンプ場データ
キャンプ場 サイト 炊事場 トイレ ランドリー シャワー 風呂 売店 ゴミ 焚火 携帯 サイト
青木湖キャンプ場 冬季は区画オート
管理棟内にあり
お湯も出ます

和式水洗・泡式
×
1回300円
分別 焚き火台 FOMA
圧雪  ○

**費用
サイト使用料金 ワンコ 高速 ガソリン 食費お酒など お風呂・シャワー 合計
11250 6850 10000 1800 29900

高速代はETC各種割引後の価格。
このほかにスキー場のリフト券代が10400円。バックカントリーツアー代が10000円。

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