乾徳山 登山  |
day |
2005.11.4(thu) |
weather |
晴れ |
style |
登山 |
menber |
モーちゃんパパ・ママ |
coures |
徳和登山口〜銀晶水〜国師ケ原分岐〜扇平〜国師ケ原分岐〜銀晶水〜徳和登山口 |
昨晩から満天の星空。うれしくて4時起き!晴れた西沢渓谷リベンジも考えたが昨日キャンプ場の管理人さんに薦められた乾徳山へ行くことにする。
「けんとくさん」と読む。地元の人は「けん」にアクセントが来るので人名のようだ^^
頂上まで行けば7〜8時間の行程だそうだ。しかも頂上は冒険心をくすぐる鎖場がある。モーちゃんのことを考えればこの所要時間は無理がある。
しかし歩くことに意義があるんだからいけるところまで行こう!ということになる。管理人さんによれば途中の「扇平」で景色が開け富士山も見えるらしい。
明るくなってきた6時頃には出発。登山口まで車で入れるがかなりデンジャラスな道で4駆でないと入れない。
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ガケ崩れ&谷底転落・・・注意! |
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キャンプ場入り口・クマ出没注意の看板(鈴忘れた) |
AM7:00出発
今日は平日なので誰もいない・・・怖いくらいの静けさの中登り始める。1時間以上は光のあまり届かない暗い道をひたすら登る。尖った石がゴロゴロしている。
たまに木漏れ日があるとうれしくなる。何しろ登り&登り(苦しかった・・・)
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たまの光がありがたい |
ず〜〜っとこんな道 |
湧き水「銀晶水」に近づくと足場も水を含んでぬかるみ状態。木の下の岩からちょろちょろと染み出ている。
これを過ぎると少し光が見えてきて紅葉が疲れた体を癒してくれた。
その後「錦晶水」出現。飲料としてはどんなものかと思いましたが飲んでしまいました。汗をかいた顔と腕を洗いすっきり!
何しろここまでは登り&登りでかなり体力を消耗。
錦晶水を過ぎると景色もずいぶんと変わって時々平坦な道もあったりしてルンルン。頂上も見えてきて少し気が楽に。
下の写真右が目指す扇平。やはり頂上は時間的に無理そうなので目的地をここにする。
動いている体にはちょうどよい風が吹いていた。空は申し分なく真っ青だ♪

もう少しだ!少し余裕で紅葉を見ながら落ち葉をサクサク鳴らして歩く
この当たりになると急に低い笹が群生していた |
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さっきまでラクラクだった道がまた辛いのぼりになってきた。ちょっと昨日の疲れも出て「もうやめたい!」と思った瞬間後ろに大好きな富士山が。
一気に疲れが取れた。低山と雲を下界に従えて空にぽっかり浮かぶ姿は感動した。
歩くってこういう景色が見れるんだなぁ〜〜と実感した瞬間だった。泣ける景色を見るために歩く・・・この気持ちが少しわかった。
扇平には先客がみえた。リピーターらしく遠くに見える山の解説をしてくださった。違う経路で登ってこられる方もいてここでは10人ほどと出合った。
頂上までいけたら360度の世界。次回は是非アタックしたい!
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扇平の月見岩 |
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頂上はすぐのようだが1時間以上はかかるということだ |
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右を見ると南アルプス |
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左を見ると富士山 |

AM11:30
登山道入り口に戻る。
往復同じ道を通ったがよくぞこんなに登ったなぁと思いながら帰路は半分以下の時間で一気に降りてきた。
西沢渓谷とは比べ物にならないほどきつい登山だった。
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