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第1日目☆上高地から横尾経由涸沢へ |
8月6日 | 沢渡パーキング(7:00)〜上高地(8:00)〜明神(9:00)〜徳沢(10:00)〜横尾(11:00)〜涸沢(15:30) |
天候 | 晴れのち曇り | 行動距離 | 15.4キロ | 行動時間 | 7時間30分(休憩1時間30分) |
当初の予定では7月24日出発でしたが長梅雨の影響で2週間延期となった穂高岳登山。待ちわびました〜〜!
去年の9月に山に目覚めてもうすぐ一年になります。ここらあたりでインパクト系登ってみるかと槍ヶ岳か穂高岳を計画していました。
本格的な岩稜線帯を歩くのは初めてなので重たいザックを担いでの縦走は無理と考え景色のよい涸沢にベーステントを設営して
北穂と奥穂をピストンすることに決定しました。
北アルプスの夏は本当に短いです。雪渓が残る8月・・・雪解けの9月・・・10月には初冠雪・・・。
さてさて・・・どうなることやらMP(隊長)&MM(副隊長)の待ちに待った夏休み。
3:00に横浜の自宅を出る。
<7:00に沢渡パーキング到着>
数箇所あるパーキングの中の「沢渡上」パーキングに駐車。ここには「こもれびの湯・池尻」があって食事もできます。帰りに立ち寄るには好都合。
ただし混雑時期は一番上高地寄りのパーキングなのですでに満員のバスに乗れない可能性があるかも?
*パーキングは自動清算で一日500円です。
7:30路線バスに乗り換え上高地へ移動。お盆前なのか時間が早いのかガラガラ。
*往復チケット@1800円
<8:00上高地着>
*トイレは水洗・チップ制(100円程度)
ひっきりなしにバスが到着。 登山届けはここで提出しましょう。(自宅で書いていけば提出のみで楽です) |
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お約束の河童橋。 穂高岳の稜線も見えて今日は天気もよさそうだ。 |
小梨平キャンプ場。 3月のスノーキャンプで幕営した場所。 こういう作りだったのね・・・と妙に感心。 |
<9:00明神到着>
この辺はお散歩している人が多い。水場に青りんごが冷やしてあっておいしそうでした。200円でした。
*トイレは公衆で無料(まだ水洗)
明神館をバックに |
あずさ川の向こうに明神岳。 尖がった明神槍は2931メートルもあるそうです。 |
<10:00徳沢到着>
この辺からは梅雨明け直後の穂高岳登山を楽しんできた方とすれ違うようになってきた。
何日もお風呂に入ってないオジサマたちはすれ違うとプ〜〜ンと臭う(笑)
たくさんの人がすれ違うたびに「こんにちわ〜〜」という。大勢過ぎていささか面倒くさい。「自動こんにちはマシーン」でも作ろうかとMPと苦笑しながら歩く。
*トイレは公衆で無料(まだ水洗)・水場あり。
徳沢に近くなると明神の後ろに前穂がちょこっと見えてくる |
氷壁の宿・徳沢園は立派な作りだった。 |
<11:00横尾着>
ここでお昼ごはんにする。コンビニオムスビ&自宅からカットしていったオレンジ&トマト・・・こんな美味しいものは当分食べれないので味わって。
コンビニオムスビは持参したラップに包みなおしてゴミを少しでも減量。
*トイレ(チップ制)・水場あり・冬季非難小屋アり
徳沢を過ぎると前穂東壁がそびえる。 小説・氷壁で北沢が滑落死した壁。 |
横尾のキャンプ地は狭いけど屏風岩・前穂東壁が望め絶景。 水場も流しになっていてすっきり顔を洗うと最高。 |
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屏風岩の右にちょこっと涸沢カールが見えてきました。 |
こちらが横尾山荘。お風呂があるけど石鹸は使えないそうですよ。 |
<11:50横尾出発>
横尾大橋を渡るともう登山者しかいません。静けさのなかひたすら歩きます。
徐々に登りになって寝不足の体に堪えます。すごく余裕があるならば横尾で1泊したいところです。
MPはおサルさんのように元気ハツラツ!
横尾大橋。 ゆっくりランチ休憩して元気で出発・ここからが長いのだ! |
屏風岩が段々と左真横に近づく。 そういえばロッククライマーの姿はなかったなぁ。 |
<13:00本谷橋到着>
涸沢までは重たいザックも楽勝!なんてほざいていましたがこのあたりからMMの両足のスネがつったままでポールに頼って歩きました。
思った以上の高温で辛かったです・・・寝不足でしたからねぇ。
本谷橋の右岸は休憩適地です。
雪渓の溶けた水は強烈に冷たくてちょっと気分がリセットできました。皆さん飲んでいましたが資料によると飲めないそうですよ。
本谷橋を過ぎるとやっと山らしく登りがきつくなります。MMガンバっ!
本谷橋は一人ずつ渡る小さな橋です。 渡った右手で皆さん休憩しています。 |
15分ほど休憩して出発。ぜ〜ぜ〜。 |
本谷橋を過ぎると屏風岩を左にぐるっと巻いてやっと涸沢方面に進路をとります。
これが長い・・・最低2時間ほどはかかるのです。
<14:40に最後の休憩適地Sガレ到着>
こんな渓谷美を楽しみながら。 |
カールの底に涸沢ヒュッテが見えてきた! |
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Sガレ到着。見えるは奥穂・涸沢岳かな? |
10分ほど爆睡。人間疲れていればどこでも睡眠(笑) |
10分の爆睡で少し元気になったMM。最後の雪渓歩きへ突入です。
雪渓ではひんやりする風が心地よく憧れの稜線も目の前・・・やっとテンション上がってきました。
<15:30涸沢ヒュッテ到着>
曇りがちでしたが雑誌でしか見たことなかった憧れの景色が目の前に広がりました。
*雪渓の途中に涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐があります。テント場利用なら涸沢小屋方面へ進むとテント場に合流で便利。
雪渓は踏み跡があるのでアイゼンは必要ないです。 でもストックがあるとより安心。 |
近づく穂高の稜線。MPはひたすら元気。 この先で涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐があります。 |
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後ろには6月に行った常念岳が見えてきました。 雪渓長いですよ〜〜この辺からは階段状に整備されてます。 |
涸沢ヒュッテ到着!やった〜〜! |
標高約2300メートルの涸沢に辿り着きました。これからテントを張ります。
まずは撮影&ビール!
*テン場1泊@500円・・・トイレ100円チップ制・・・中ジョッキ@800円・・・500ml缶ビール@700円。
↓の写真・・・テント場は手前の涸沢ヒュッテ・奥の涸沢小屋どちらも共通の場所です。
(受付は中央に見える小さなログハウス・夕方から受付開始です)
トイレは設営位置によって近いほうを使用します。
圧倒的に便利な涸沢ヒュッテ側利用者が多いです。
色とりどりのテン場・北穂(右)・涸沢岳(左) |
涸沢ヒュッテのテラスから前穂・吊り尾根・奥穂 吊り尾根の裏がなんと上高地です。よく歩いた・・・ |
ホッとする瞬間。こんな景色で飲む生ビールは・・・美味しかったですよ!
明日登る北穂に乾杯! |
生涯で一番美味しいビール? |
「食う」「寝る」「登る」の極上夏休みの始まりです。
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